2024年3月期第1四半期決算説明会質疑応答

開催日2023年7月26日
場所ライブ配信
説明者取締役兼専務執行役員 財務本部長 秋山 治彦

主な質疑応答  

全社共通事項

  • Q1の結果を受けて今年度通期の増減益要因について変更はあるか?

    大きな変更はありません。期初にお話した水準と比べると、為替が若干プラス、固定費が若干マイナスに振れる可能性はあります。

  • 粗利率は安定していると思うが、販管費が重くなっている印象。Q2以降、経費管理を強化していく考えか?

    業容拡大に合わせ計画通り人材増強を図っていましたが、一部の地域では採用凍結や販管費削減に着手し始めており、Q2以降も継続していきます。

  • 在庫増加の要因は? Q2の生産計画に影響は出るのか?

    市中在庫調整による売上減は想定外の事象で、当社在庫増の要因です。メーカーとして生産は極力平準化していく方針ですが、在庫水準と販売状況を見ながらQ2は生産を一部調整する可能性はあります。

  • Q1に未実現による損失は発生しているのか?

    在庫増に加え、3月末から6月末にかけて急速に円安が進んだ為、未実現損失が発生しています。

  • 特別損失の要因となった開発費減損の内容を教えて欲しい。

    ロシア・ウクライナ問題の収束が見えない状況を鑑み、モスクワの開発センターで行っていた開発を一部取り止めて開発場所を移行しました。その結果、資産計上していた開発費の一部を償却し減損損失が発生しました。

ポジショニング・ビジネス

  • Q1の収益は想定よりどの程度下振れしたのか?

    売上で30~40億円程度、営業利益で20億円前後の下振れとなりました。

  • 市中在庫調整の影響はいつ頃から顕在化したのか、また、Q2以降も続くのか?

    5月頃から影響が見え始めました。市中在庫の水準はある程度減ってきていると見ており、Q2以降では市中在庫に伴う影響は少ないと推測しています。

  • 住宅建設関連は期初から弱い想定とされていたが、それ以外の分野では最終需要は減退していない、という理解で良いか?

    住宅建設市場は概ね想定通りで、住宅建設以外も在庫調整の影響で販売が低調でした。インフラ建設はプロジェクト案件が増加しており、最終需要は弱くはありません。

アイケア事業

  • アイケアは計画より良かったと考えていいのか?

    概ね計画通りです。

  • 大株主が変更になっているが、アイケア事業の重要性について御社はどのように考えているか?

    先行投資やコロナ影響で業績は一時的に低迷していましたが、足元では収益性が改善しています。様々な成長テーマもあり、当社にとって重要な成長事業という位置づけは変わっていません。

将来見通しに対する注意事項

本資料に記載の業績見通し並びに将来予測は、資料の作成時点において入手可能な情報に基づき、計画のもとになる前提、予想を含んだ内容を記載しております。

実際の業績は、今後の事業領域を取りまく経済状況、市場の動向により、これらの業績見通しとは異なる場合がございますので、ご承知おきいただきますようお願い申し上げます。

検索

Search