2025年3月期第2四半期決算説明会質疑応答
開催日 | 2024年10月30日 |
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場所 | ライブ配信 |
説明者 | 代表取締役社長 CEO 江藤 隆志 |
主な質疑応答
全社共通事項
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売上高・営業利益のQ2実績は、想定を下回ったか?
売上・営業利益はともに想定を下回りました。ポジショニング事業が計画に対して落ち込んだ一方、アイケア事業は予定通りでした。
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中計最終年度の売上・営業利益、販管費率の計画値は維持するのか?
はい、市況の見通しを踏まえて検討しますが、現時点で計画値に変更はありません。ポジショニング事業は達成に厳しい状況ですが、アイケア事業は達成に手応えを感じています。
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中計の為替前提(1ドル=130円、1ユーロ=135円)に対して現状は円安となっている。為替の影響を除く目標値に対してどう考えているか?
現時点の為替水準を前提に、売上・営業利益の目標達成状況を確認しています。
ポジショニング事業
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ICT施工の回復はアフターマーケット主導か?
Q2のアフターマーケットの売上は前年同期比で数%増加しました(為替影響を除く)。下期は、アメリカの金利低下ペースなどの変動要因はありますが、この基調は継続する見通しです。
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OEMに関して調整が続くのか?
OEMは、建機メーカーの業績見通しが引き下げられていることなど、厳しい状況と判断しています。しかし、市場の動きに敏感なアフターマーケットの回復が先行しているため、OEMも一定のタイムラグを経て回復に向かうと見込んでいます。
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通期見込みの下方修正に関してIT農業が主な要因ということだが、売上の落ち込みが相当大きいのか?
IT農業の売上の落ち込みがポジショニング事業の下方修正の主要因です。穀物価格の低迷やアメリカで金利水準が高止まりしていることなどから、農家の購買意欲は低調な状況です。
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測量機の新製品投入遅れの背景は?
新製品は上期後半に投入予定でしたが、品質面に改善が必要でした。この新製品は下期に投入を予定しています。
アイケア事業
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成長投資の実施時期は?
上期の実績は7億円、下期は23億円を見込んでおり、年間で30億円を見込んでいます。
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成長投資による費用増があるにもかかわらず、下期の利益が改善する要因は?
売上成長と、生産稼働率の向上が利益改善要因です。具体的な案件も見通せる状況にあります。
将来見通しに対する注意事項
本資料に記載の業績見通し並びに将来予測は、資料の作成時点において入手可能な情報に基づき、計画のもとになる前提、予想を含んだ内容を記載しております。
実際の業績は、今後の事業領域を取りまく経済状況、市場の動向により、これらの業績見通しとは異なる場合がございますので、ご承知おきいただきますようお願い申し上げます。