世界中に安心して生活できる社会基盤を
トプコンは、創業以来培ってきた位置計測の技術をベースにセンサー、制御技術を組み合わせ、1994年より建設機械の自動制御を実現し、土木施工の自動化に貢献してきました。近年は、高精度な3Dデータとネットワーク技術を駆使し、施工の高精度化と建設現場の人手不足解消に取り組んでいます。これからも「建設工事の工場化」により、生産性と品質の向上を推進し、豊かな生活の基盤となる社会インフラの整備・維持・管理に貢献していきます。
トプコンの事業領域で取り組む社会的課題
- 高騰するインフラ需要を担う技能者不足
- インフラの老朽化
- 気候変動による自然災害
- 建設業就業者の高齢化
新興国では急速な経済発展と人口増加に伴い、鉄道や道路などの交通網をはじめ、発電所や上下水道システムなど社会インフラの需要が急増しています。
一方、先進国では、都市再開発の需要に加え、老朽化した社会インフラのメンテナンス需要が高まっています。
これらインフラ累積投資額は2035年までに69兆ドルと膨れ上がると予想されており(マッキンゼー・グローバル・インスティテュート推計"Bridging infrastructure gaps")、それを担う技能者が圧倒的に不足しているのです。
- インフラ投資 69兆ドル 出典:GWI, HIS Global Insight, ITF, nation statics, Mckinsey Global Institute analysis
建設業就業者の高齢化の進行と熟練技能者不足
近年、地震、津波、火山噴火、水害、土砂災害、高潮など、国内外で大規模災害が頻発し、甚大な被害が生じています。
日本においては、防災・減災、国土強靭化により建設投資が増加する中、建設業就業者は55歳以上が35%を占め他産業と比較しても高齢化が著しく、また建設技能者はピーク時(1997年)と比較し約30%減少と、建設業の生産体制を維持していくためには、若年層の入職推進と生産性の向上が求められています。
-
建設業就業者数の推移(日本)
資料出所:総務省「労働力調査」、国土交通省「建設投資見通し」
出典:日本建設業連合会「建設業デジタルハンドブック」 -
建設業就業者の高齢化の推移(日本)
資料出所:総務省「労働力調査」
出典:日本建設業連合会「建設業デジタルハンドブック」
事業を通じたトプコンの取り組み
建設工事の工場化 (ICT自動化施工)
創業以来培ってきた位置計測の技術を軸に、1990年代から土木施工市場へ参入しました。
3次元計測システムやセンシング/制御技術の活用により建機を自動制御するICT自動化施工システムを開発。
オフィスと建設現場をIoTネットワークでつなぎ、"測量-設計-施工ー検査"からなる建設工事のワークフローを
3Dデジタルデータで一元管理することで建設作業の効率化を実現し、人手不足の解消と生産性の向上に貢献します。
事例
ソリューション
トプコンが目指す未来
『 世界中に、安心して生活できる社会基盤を 』
-
建設分野の高精度化・人手不足解消と
生産性・品質向上に貢献建設工事のプロセスをデジタル化、自動化することで技能者不足の解消と建設作業の生産性、品質の向上を目指します。
安心・安全に生活できる社会インフラを。
トプコンは、「建設工事の工場化」を推進し、生活の基盤となる社会インフラの整備・維持・管理に貢献していきます。安心、安全に生活できる
強靭な社会インフラづくりに貢献