誰もが豊かな恵みを受けられる食生活を

トプコンは、長年培ってきたセンサー技術を組み合わせ、2006年より農作業の自動化を実現してきました。近年は、分光技術を応用した生育センサーにより作物の品質の安定化と収穫量の最大化を図るとともに、計画から収穫まで農業のあらゆるデータをデジタル化し、農業サイクルの全ての作業の高精度化と省力化に取り組んでいます。これからも「農業の工場化」により、生産性と品質の向上を推進し、持続可能な農業に貢献していきます。

トプコンの事業領域で取り組む社会的課題

  • 世界的な人口増加に伴う食糧不足への懸念
  • 気候変動、自然災害
  • 農業従事者の減少と高齢化

現在、世界の人口は77億人、2050年までには100億人に達すると予想されています(国連「世界人口推計2022年版」)。これ伴い、世界的な食糧不足が懸念されています。実際に十分な食糧が確保できず飢餓状態にある人は、世界の9人に1人(約8億人)いると言われています。FAO(国際連合食糧農業機関)の予測では、この増加する人口を養うため、世界の農業生産量を50%増加(2012年の水準に対し)させる必要があるとしています。しかし、地球上の農地面積は限られているため、生産量を増やすには生産性を飛躍的に向上させなくてはなりません。

  • 世界人口増加 2050年に100億人
    世界人口増加 2050年に100億人<br />
出典:FAO(Food and Agriculture Organization of the United Nations) 資料より当社作成

農業人口の減少と高齢化

気候変動や極端な気象現象、干ばつ、洪水など自然災害による被害が深刻化される一方、世界規模で農業従事者の減少と高齢化が進行しています。日本においても、農業従事者の平均年齢は67.8歳(2020年)、従事者数は10年前から約34%減少、特に59歳以下は約47%減少と農業従事者の高齢化と減少が進む中、担い手の育成と環境の整備、生産効率の向上が求められています。

  • 基幹的農業従事者数と平均年齢(日本) 基幹的農業従事者数と平均年齢(日本) 資料:農林水産省「2020年農林業センサス」、「2015年農林業センサス」(組替集計)、「2010年世界農林業センサス」(組替集計)
    注 :各年2月1日時点の数値
    出典:令和2年度 食料・農業・農村白書の概要 農林水産省

事業を通じたトプコンの取り組み

農業の工場化

長年培ってきた光学技術、GNSS技術、また各種センサーやネットワーク技術を活用し、農機の自動運転システムやレーザー式生育センサーによる作物の生育状況の見える化により農業の自動化/IT化を実現。
これまで経験と勘に依存していた"計画-播種-育成ー収穫"の営農サイクルをデジタルデータで一元管理し、
作業の自動化・効率化により、生産性や品質の向上に貢献します。

農業の工場化

事例

ソリューション

トプコンが目指す未来

『 誰もが、豊かな恵みを受けられる食生活を 』

  • 『 誰もが、豊かな恵みを受けられる食生活を 』

    農作業の高精度化・人手不足解消と
    生産性・品質向上に貢献

    営農サイクル(計画・整備、播種、育成、収穫)のあらゆるデータをクラウドで一元管理、それらのデータをもとに農作業の診断、予測、処方を行うことで、更なる生産性の向上による収量の最大化、作物の品質向上を目指します。

    豊かな恵みを受けられる食生活を。

    トプコンは、「農業の工場化」を推進し、持続可能な農業に
    貢献していきます。

    強靭で持続可能な農業を実現し、
    食料の安定確保に貢献

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