Person
今日も「現場」と向き合う
M.H.
スマートインフラ事業本部 スマートインフラSW開発部 アプリケーション開発第一課
3年目/環境学研究科 地球環境科学専攻 修了
Career path
- 2024
- スマートインフラ事業本部 スマートインフラプロダクト開発部 アプリケーション開発第一課
- 2026
- スマートインフラ事業本部 スマートインフラSW開発部 アプリケーション開発第一課
入社理由 Reason
技術者として成長できる環境
学生時代は、地震波の解析を通じて火山の地下構造とその時間変化を推定し、噴火プロセスを研究しました。研究室でプログラムを書き、地震波のシミュレーションや解析を行うだけでなく、実際に噴火直後の火山を訪れ、地割れや火山灰を観察したり、記録したりしました。
就職活動では「グローバルに活躍し、成長できる会社」を探しました。トプコンは医・食・住の幅広い分野でグローバルに事業を展開しており、スマート農業など新しい分野にも積極的に注力しています。また試作から量産まで一気通貫で開発・生産しているため、技術者として幅広い知見を身につけ、成長できる環境です。私の理想にぴったりで、ここでなら生き生きと仕事ができると感じ、志望しました。
仕事内容 Job
取得データ解析用アプリの開発
スマートインフラSW(ソフトウェア)開発部は、主に2種類のアプリケーションソフトウェア(アプリ)を開発・改修しています。一つが測量機そのものをユーザーが操作するアプリで、もう一つが測量機で取得したデータをパソコンで解析するアプリです。
私は取得データ解析用アプリの開発チームに所属しています。仕事内容は新機能の仕様書の作成や、プログラムの追加・変更(実装)、不具合(バグ)の調査と修正、ウェブサービスの提供、市場動向や新技術の情報収集、測量機を用いたテスト実測など多岐にわたります。オフィス内でAIを活用して効率的に作業を進めることもあれば、屋外に測量機を持ち出し、観測データを取得して解析することもあります。
仕事のやりがいや難しさ Challenge
現場でしか分からないこと
オフィス内の開発環境では問題ないが、現場で使ってみると課題点が続出……。アプリ開発では、よくそんな場面に遭遇します。そこが難しくも面白い部分だと感じています。私たちの製品は測量や工事の現場で活躍するもの。夏場、炎天下で使用した際の処理時間が遅かったり、処理の順番やボタン配置がいまいちで作業性が悪かったりなど、現場に行き、実際に操作してみて初めて気づくことが多いです。「こんな機能があったら便利だな」と新しい発見があるのも、いつも現場です。大変なことも多いですが、そんなトライアル・アンド・エラーの過程が面白く、やりがいを感じています。
印象的なエピソード Episode
周囲を巻き込み、前進する
新しいアルゴリズムをデータ解析に使用する際の効果検証に取り組んだことが印象的です。まずはこのアルゴリズムのプログラムを一から読み解くことから始め、どういう意図で作られたのかを理解しました。並行してハードウェア開発チームの協力のもと測量機の扱いを習得しましたが、測量機で取得した実データのファイル形式は既存アプリに対応している一方、新アルゴリズムに対応していないという問題がありました。そこで試行錯誤しながらデータ加工し、既存アプリと新アルゴリズムを組み合わせた方法を用いることで何とか解析できるようになりました。
およそ4カ月を経て、ようやく実データで検証できる状態へ。困難の連続でしたが、結果としてこの手法の精度の高さが判明し、現在は既存アプリへ組み込む開発へと発展しています。この経験を通じて、不確実な状況でも必要な情報を自ら取りにいき、周囲を巻き込みながら前進することの重要性を学びました。
Career vision
思い描くキャリア
より良いアプリを届けるために
お客様にもっと快適に作業していただくために、アプリ開発者として腕に磨きをかけたいと思います。プログラムを書く作業は今後AIに任せられるようになるでしょう。そのため、要件定義や設計といった判断が必要な仕事に比重を移していき、より素早く改善サイクルを回すことで、より使いやすく正確なアプリを届けることが私のミッションだと考えています。
トプコンの測量機器は、測量はもちろん、インフラ維持で真価を発揮します。きれいな道路を歩き、きれいな建物で暮らし、きれいな水が飲める――。測量機器用アプリを通じて、そんな安全・安心な未来を実現していきたいです。
休⽇の過ごし⽅ Off time

家でのんびり。年に一度は海外旅行
家でのんびりしていることが多いです。本や漫画を読んだり、アニメや映画を見たりしています。たまに水泳やスキーにも行きます。また年に1度ほど、1週間くらい有給を取り、海外旅行に行きます。一昨年は中国の桂林、昨年は北欧へ。今年はオーストラリアを訪れる予定です。
1日のスケジュール Daily schedule
- 通常期
- 繁忙期
- 9:30
- フレックスタイムを活用してのんびり出社します。いつももっと早く出社しようと思うのですが、お布団の誘惑に負けてばかりです。出社後は開発チームのデイリーミーティングで連絡事項を確認します。
- 10:30
- 社員向け教育に参加します。内容は開発に関わる技術の講義から、輸出管理の実践方法までさまざま。外部の研修会場に赴くこともあります。
- 12:10
- 同期と一緒に会社の食堂に行き、豚肉のみそ焼き定食を食べます。おいしいです。普段の業務で関わりがない同期とのランチは、とてもいいリフレッシュになります。
- 13:30
- バグの対応に取り掛かります。まずはどんな条件でどのような不具合が発生するのかを調べます。その後、プログラムを見て原因となる箇所を絞り込みます。
- 16:30
- バグを引き起こす箇所のプログラム修正が完了。その場で動作確認の手順書もつくって試験を行い、チームメンバーにコード管理ツールで修正内容を確認してもらいます。そしてチーム全体で開発中のプログラム本体に反映してもらいます。
- 17:00
- 退社しようと思った矢先、動作確認の手順書を通して要修正箇所を発見してしまいました……。でも、集中力が切れ始めていますし、スケジュールにも余裕があるので翌日に回します。きっと明日の私が何とかしてくれるでしょう。今日の勤務時間が短かった分は、同月中のどこかでその分長く働く必要があります。
- 9:30
- フレックスタイムを活用して出社します。出社後は、開発チームのデイリーミーティングで連絡事項を確認します。
- 10:30
- チームメンバーと分担して、アプリの新機能の開発を進めていきます。AIに一部プログラムを書かせていますが、人間が読んでも理解しにくいプログラムが出てくることもあるので、自分で確認・調整します。
- 12:10
- 同期と食堂へ。今日はカジキマグロかつ定食を食べます。温かくておいしいお昼ご飯を食べられるのが、トプコンに入ってよかったことの一つです。メニューは日替わりで複数種類あり、毎週新しい献立表が出てきます。
- 13:00
- アプリ試験の一環で、会社の敷地内で地上型レーザースキャナーを使い、複数の地点から地面や建物をスキャンします。その合間に開発中アプリでスキャンした、3次元データ同士の位置合わせを行います。不便な点がいくつかあったのでメモしておき、あとでチームに共有します。
- 16:00
- 屋外でのスキャン試験が終わり、道具の片付けをして室内に戻ります。操作の流れを確認する試験そのものは無事に終わりましたが、前のバージョンのアプリと比べて、処理速度や精度がどう向上しているのかの評価も行いたいので、その分析を開始します。
- 18:00
- 分析結果を上長に報告します。所要時間は縮まりましたが、位置合わせの誤差が想定より大きいです。営業や企画、ハードウェア開発チームにも情報を共有し、誤差の要因と改善方法について議論します。アプリの機能の一部を開発する海外のチームにも情報共有するため、資料を作成します。
- 21:50
- 閑散期に早く帰宅していた分、今日は少し遅くまで仕事しました。会社の近くに、夜10時から営業している夜鳴きそば屋さんがあるので、寄って帰ります。紅ショウガ天そばがおいしいです。ちなみに月の平均残業時間は10時間前後です。
本内容は取材時のものです